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Mrs. Globe 世界大会 報告 その9 私のドレス選び

ミセスコンテストの世界大会にいざ出場することになった時、1番悩んだのが衣装です。 10日間の合宿中は毎日夜にドレスを着るため、ドレス10着+ファイナルステージ用民族衣装+選考会兼ファイナル用イブニングドレス+選考会兼ファイナル用の白い水着を準備する必要がありました。

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私は、まず昨年のミセスグローブの動画を何度も何度も見て、気になる衣装の出場者の方をスクリーンショットで保存しまくり、出場者の方々がどんな色でどんな大きさの衣装やドレスを着ているかを研究しました。特に、中国の出場者の方々は衣装がとてもきらびやかで頭の飾りも顔の2倍ほどの大きさの迫力のあるものをつけています。こういった衣装の横に並ぶことになった場合、自分も煌びやかにしておかないと、霞んでしまいます。背の高さもある程度確保し、ステージの遠くから見て、約70名の出場者の中から私の姿をわかってもらえるためにはどうすればいいかを考えていました。前回は会場が屋内で、ステージの色がバックも含めて暗めの青色であること、ライトの光が白っぽいこと、今回も同じようなステージだと想定してみて、何色の衣装を着ると会場内で華やかに目立つかどうかを考えていました。衣装のリサーチに時間をかけるとともに、実際に衣装を揃えるには費用がかかるので主人と相談をしました。

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ミセスコンテスト世界大会の出場費用は、日本代表の場合は全部自己負担です。渡航費+参加費+衣装代+現地での滞在などに使う資金が必要となります。

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一生に一回の機会でしかないミセスコンテスト世界大会に出場する衣装…自分がチャレンジしてみたい衣装と金額との釣り合いで長い期間悩んでしまったことは、自分だけなのかもしれません。しかし妥協や切り詰めた衣装で出場してしまったら、そこから生まれる後悔がきっとあるはずなので、できるだけ自信を持って出場したい…衣装を決める中で、様々な思いが頭を巡りました。

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 他の出場者の方の場合、ファッション関係の方は自分でデザインしたドレスを着用したり、ブライダルメイクのお仕事の方はその関係でドレスを衣装屋さんから安く借りた方もいらっしゃり、裕福な家庭で自己資金で出場される方もいらっしゃれば、出場国の物価のレートが低くそもそもその国にドレスがあまりない国の方や、アルバイトの数を増やしてお金を貯めていた方、支援者の方から寄付を募っていたり、スポンサーさんから資金やドレスを提供していただいたりしていたようです。世界大会に出場する日本代表の方の中には、今までには、クラウドファウンディングで寄付を募っていた方もいらっしゃいます。(参加するミセスコンテストによって賞金制度があったり、自己負担だったりと異なります。)

  衣装と金額の釣り合いを見ながらネットリサーチを重ねました。かつて自分の結婚式の際に、ウェディングドレスを決めるのに迷っていた自分が思い出されました。悩んだ結果、10日間の合宿中、毎晩に着るドレスについては、海外に足を運び、ドレス街に行ってセミオーダーのドレスを購入し、足りない分はオーダーで作ってもらいました。海外まで行かなくても日本でドレスをレンタルしてもよかったのですが、老舗の貸衣装屋さんやドレス屋さんに相談したり問い合わせたところ、10日間以上の長期間のレンタルは非常に高くなってしまうと言われました。航空会社のマイレージで海外に飛び、ドレス10着を現地で購入したほうが安く済ませられるという結論になりました。

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 しかし民族衣装については、いくら海外のドレスがお値打ちだからといっても日本の伝統的なものを購入することはできません…。日本の正装である着物にするか、浴衣にするか、打掛をはおるかでどうかでものすごく悩んでしまい、ネットで見ても値段が書いてなかったりすると返って不安になり、どこへ足を運べばいいのか悶々とする日々が続きました。

 

そんな時に、国際的な有名デザイナー、ヘンミンさん(高幸民社長)を紹介していただきました。

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ヘンミンさんは、昨年10人以上の世界大会出場者をコンテストに送った経験のある方で、世界中のパーティーや国際イベントで着用する衣装も手掛けていらっしゃる方だと後から知り、驚きました。ヘンミンさんの衣装を着ると、コンテストで賞を取れたり優勝する方ばかりだそうで、その勝率もなんと9割という最強のデザイナーさんです。

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結論としては、ヘンミンさんにもう少し早いタイミングでお会いしていれば、わざわざ海外にドレスを買いに行く必要はありませんでした。どなたかこれからコンテストに出場される方にアドバイスをするとすれば、ヘンミンさんに衣装関係は全てお任せした方がお金も時間も有効に使えると思います。

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  ヘンミンさんのところでは、ナショナルコスチューム(民族衣装)と、タレントショー(カルチャーナイト・国際文化交流の夕べ)のパフォーマンスで着用するドレスをレンタルさせて頂きました。この2つのHENGMINドレスは、着るだけでスタイルがものすごくよく見えるようになっており、体型に自信のない私には、まさに助け舟と言わんばかりの美しい衣装でした。

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ファイナル会場に設置された大看板ポスターのヘッドコサージュもヘンミンさんにデザイン・製作を依頼し、ヘンミンさんが手作りしてくださいました。

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また、同じくヘンミンさんが世界大会出場者向けに作って下さった特大のクリスタルピアスと手に付けた鶴の飾りも購入させて頂きました。ヘンミンさんは、国内外問わず、長年芸能人や著名人の方々のステージ衣装やパーティードレスも手がけていらっしゃる方です。試着すると更にその良さがわかるのですが、素材の組み合わせが上品でデザイン・フォルムが計算されつくされています。ヘンミンさんの着物ドレスは日本の伝統を重んじながら華やかさと優雅さが際立ち、斬新ですが懐かしさも含んでおり幅広い層に受け入られるものばかりです。ヘンミンさんご自身が、背が低く華奢な日本人が世界のコンテストのステージに立つ時、より美しく輝くためにどのようにサポートすればよいのか、印象付ければよいのか、とてもよく研究なさっています。これから、世界大会に出場される方がドレスで悩んでいらっしゃる場合には、是非、ヘンミンさんにご相談されることをお勧めします。 

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タレントショー・カルチャーナイトで着用したヘンミンHENGMINドレス( ベルベットと色打掛の絶妙なバランス)

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「人生が扇のように開くように」という思いが込められた扇をモチーフにした特大ピアス。

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色打掛をリメイクしたドレス。ベルベットがリボンをモチーフにしたような流れになっています。頭につけた松竹梅の飾りも、いろいろな人の目に留まり、一緒に写真を撮ってほしいという声を出場者の方々やスタッフの方々から沢山頂きました。

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ヘッドコサージュ。他の出場者からも評判が良かったです。

 

ヘンミンさん、不安で仕方がなかった私の話を沢山聞いてくださり、またヘンミンさんの思いとパワーが詰まったドレスで大きな自信を持たせてくださり、心から感謝しております!ありがとうございました!

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