The Muse of Life

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Mrs. Globe 世界大会 報告 その8 Dr.トレイシーさんとアナ・リーさん

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「ミスコンテスト」と並び「ミセスコンテスト」が近年開催されていることは、日本でも徐々に周知されつつあります。ミセスコンテストといえば、日本国内では、2008年から「美魔女」という造語が流行し、外見美、知的美を兼ね備えた才色兼備の「国民的美魔女コンテスト」が有名になりました。現在国内では、「ミセス・クイーン」「ミセス・インターナショナル」「ミセス・ジャパン」「ミセス・日本」など様々なミセスコンテストが開催されています。コンテストの内容や選考基準も様々で、国内での選考とグランプリ発表に留まる大会もあれば、ミセス・クイーンのように日本大会から代表を選び「ミセス・グローブ」世界大会へ出場するといった、海外で開催される世界大会に日本代表として参加できるものが多くあります。ただ日本国内のミセスコンテストについては情報がある程度得られますが、その先にある世界大会については、出場者が限られていることもあり、その趣旨や内容の詳細を知る機会は少ないです。

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今回は、Mrs. Globeミセスグローブ世界大会について皆様により深く理解して頂き、Mrs. Globeに出場する日本代表者をご支援して頂くために、主催者の方々の経歴や人物像についてご紹介致します。世界70カ国以上の女性をまとめ上げ、全ての女性から最高のパフォーマンスを引き出す「魔法使い」のようなMrs. Globe 創設者のDr.トレイシーさんと、中国全土でのミセスコンテストを率い、深センでの世界大会では8億人の視聴者を集めた女性実業家Mrs. Globe中国のアナ・リーさんの素顔に迫ります。

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Mrs.Globe 世界大会本部:https://www.mrsglobe.com/
アメリカ・カリフォルニア州 ニューポートビーチ

 

<Mrs. Globe代表> 
Dr. Tracy Kembleトレイシー博士

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・カリフォルニアで生まれ育つ、先祖はネイティブ・アメリカン
・ひまわりが大好き、花言葉「憧れ」「あなただけを見つめる」
・作家/起業家/※女性エンパワーメントリーダー/自己回復プログラムコーチ(人間が持つ可能性を引き出すプロフェッショナル)
・35年間ミスユニバースに携わり、現在は世界最大級のミセスコンテスト「Mrs. Globe」を運営する
・「女性は傷つきやすい。傷ついた女性を癒し、その人の人生を改善することが私の役目」→非営利団体W.I.N基金を設立し、DVや家庭の問題、親子関係、会社の人間関係等で悩む女性の心の回復プログラムを実施している https://www.drtracy.tv/walkinclasses
・プログラムはオンラインコースもあり、今までの60か国以上の女性がプログラムを受講
プログラム参加者:「今まで自分の心を傷つけてばかりいましたが、このプログラムに参加して、自分を愛し大切にする方法を学び、自分を癒していくことができました。生きる喜びを感じるようになり、再び夢を追いかけたいと思うようになりました」
動画:https://youtu.be/rOt1U6Dq08Y

著書:https://www.drtracy.tv/books
1「HOW NOT TO CARE WHAT PEOPLE THINK」 
      邦題:「人がどう思うと気にしない方法…自分に正直であるための4つの秘密」
2「THE COURAGE TO SAY NO MORE」
      邦題:「断る勇気(心が傷ついてもあなたの人生は取り戻せる)」
3「Breaking Up with A.N.X.I.E.T.Y.」
  邦題:「不安を打ち破る…不安から解放される11のステップと癒しのための感情理解」
4「EMPOWERMENT IS S.E.X.Y」
      邦題:※エンパワーメントはS.E.X.Yである/自分を愛しながら人生を創るための4つのポイント」
5「DON’T TOUCH MY TIARA」
      邦題:「私のティアラ(冠)を触らないで(夢を妥協するものではない)」
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<中国Mrs.Globe運営代表・エグゼクティブディレクター>

 Anna Li アナ・リー(李昀轩)

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・中国で「現代版キュリー夫人」と噂されるほどの聡明な女子学生時代を過ごす。大学で高分子工学を専攻した超理系出身の才女。
・後に大学院で経済学を専攻し、アメリカに渡り引き続き経済学を学び、金融会社に就職したのち投資会社のエグゼクティブに抜擢される。
・あるミセスコンテストでの優勝経験をきっかけに、Annaさんは自身の社会貢献活動と飛躍的に発展し続ける中国の都市を女性出場者を通じて周知してもらうために、ミセスコンテストの世界に飛び込む。
・2013年に開催予定のMrs.Globe 世界大会について、Dr.Tracyにコンテストを中国で開催することを提案。中国の中でも飛躍的な発展を遂げている深圳に誘致するというアナさんの斬新な提案は、彼女ならではの先見の明と行動力の結果だと言われている。
・世界大会誘致と共に中国全土各地でのミセスコンテスト開催を組織立て、中国の全国大会「第二十二届环球夫人大赛全球总决赛」を北京で開催した後に深圳で世界大会を開催するという流れを確立した。尚、2018年の中国地方大会の応募総数は約1万人だったと言われている。

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Dr.トレイシーさんは女性の心のケアを専門とし※女性のエンパワーメントの活動を世界中の女性に向けて開催されているエネルギッシュで素晴らしい方です。また、アナ・リーさんも社会実業家として世界大会の開催に尽力されている他、国連女性機関の中国本部での活動を通して中国キャリア女性のロールモデルとして脚光を浴びています。なんでもそうですが、大きなイベントの裏には、その主催者の方々のミセスコンテスト開催への熱い思い「パッション」がありコンテスト開催までの「ストーリー」が必ずあります。これからミセス・クイーンの日本大会や、ミセスグローブ世界大会の出場にチャレンジしようとされる皆様のご参考になれば幸いです。私は、この二人の主催者の命の結晶であるMrs. Globeは本当に素晴らしい大会だったと感じています。

世界大会から帰国して思うのは、
女性の人生は、出会った女性で変わるのではないかということです。
国内・海外を問わず、心から尊敬できるような情熱的な女性リーダーに出会うことはきっと人生の大きな財産となるはずです。
そして、自分自身もどなたかの人生に少しでも元気と勇気を与えられるような、そんな存在になれたらいいなと思います。


※「エンパワーメント」という言葉について
最近、よく聞かれるようになった「女性のエンパワーメント」。しかしながら、「エンパワーメント」という言葉の持つ意味やその言葉が使われるようになった歴史的背景を理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。エンパワーメントの本質的な意味は、英単語の「empower:力を与えること、自信を与えること、権限を与えること」です。
「エンパワーメント」とは社会や組織の一人ひとりが、抑圧されることなく力を付けることで、大きな影響を与えるようになること。自分はもとより、自分を取り巻く環境をコントロールできるように成長を促すことを目指します。もともとは、20世紀にアメリカで起こった市民運動や先住民運動などの公民権運動で提唱された考え方で、1980年代の女性の権利獲得運動を経て広がりました。地域社会で抑圧されている人々に対し、一個人として重要性を認めるべきではないか、という指摘が発端とされています。エンパワーメントという概念の起源は、20世紀にアメリカで起こった公民権運動にさかのぼります。1970年代、作家・ジャーナリストのバーバラ・ソロモンによって、介護におけるエンパワーメントの重要性を説く概念へと昇華され、80年代になると、女性の権利獲得運動の中で、「社会的地位の向上」という文脈で広く知られるようになりました。
パワーレス(力のない)という言葉があります。「Powerless」な状態にある人とは弱い立場に置かれた人々や抑圧された人々、貧困の中に生きる人々などのことです。エンパワーメントは、こうした人々を「Powerのある状態にする」ことであり、社会福祉の理念と合致する概念であったことから、社会福祉に携わる人々を中心に急速に広がったという側面があります。
たとえば、女性運動においても、男性と比較して女性は「Powerless」な存在という文脈の中で、エンパワーメントの言葉が用いられました。また、現代の心理療法・心理学では、個人の強い側面を重視し、社会的能力を高めて環境に対処できるようサポートすることが主流となりました。この考え方がエンパワーメントの概念と一致していたため、現代心理学がエンパワーメントの普及の一助となった側面もあると考えられます。社会福祉や女性運動、現代の心理学など、エンパワーメントの概念を用いる分野は、いずれも社会変革を重視しています。社会変革を引き起こすために、エンパワーメントという言葉が有用だったことも普及の要因といえるでしょう。
(出典・引用:カオナビ:人事用語集「エンパワーメントとは? 意味、重要性、能力発揮への影響、メリット、組織への導入について」
https://www.kaonavi.jp/dictionary/empowerment/

 

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